産業・経済
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アンケート調査結果を見て考えること
著者 大正大学地域構想研究所教授 小峰隆夫 先日、本研究所で第2期「地方版総合戦略」に関するアンケート調査を実施し、その集計結果をHPで公表している。 …
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行動経済学とナッジ(上)
著者 大正大学地域構想研究所 教授 小峰隆夫 ナッジというのは聞きなれない言葉だと思う方も多いとは思うが、今や特に公共部門で急速に浸透しつつある考え方であ…
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新型コロナウイルスがもたらすデジタル化への加速
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。本学の学事日程も大幅に変更となり、3月16日の卒業式は取りやめ、4月1日の入学式も5月に延期され、式典は中止し学科別の…
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証拠に基づく政策形成と地域創生を考える(上)
『地域人』第52号では、経済学の”道具”として地域創生に貢献できそうなものとして「EBPM」「ナッジ(Nudge)」「フューチャー・デザイン」「スマート・シュリ…
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そこにしかできない商品開発②
消費者ニーズの変化、新興国の台頭による価格競争、そして下請けとしての受注激減など地場産業の中小企業は極めて厳しい経営環境に置かれている。産地問屋が崩壊し、インタ…
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経済学の視点から地域創生を考える
著者:大正大学地域創生学部教授 小峰隆夫 私はこれまで、「経済学は地域問題にどう貢献できるのだろうか」ということを考え続けてきた。一般的に、「地域創生に貢献す…
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未婚化が出生率におよぼす影響を考える
著者:大正大学地域創生学部教授 小峰隆夫 日本の出生率(合計特殊出生率)は、ここ数年1.4をやや上回るレベルで推移している。最新の2018年(平成30)は1.…
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政府の報告書から景気の現状と地域経済を考える
景気の動きは企業の収益に関わり、働いている人々の賃金やボーナス、就職などにも影響する。当然、地域経済にも反映される。 景気には公式の日付がある。つまり「景…
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そこにしかできない商品開発①
食からプロダクトまでこれまで多くの新商品開発やブランデイングに関わってきた。地域資源を掘り起こしたり、今ある技術を活かして付加価値化したり、あるいは農商工連携や…
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異次元金融緩和と地方銀行を考える(下)
経済は常に循環しており、誰かの生産活動は所得を生み、その所得を得た経済主体(企業や家計)はそれを支出し、それが次の生産を支えるという具合に相互につながっている。…