産業・経済
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新しい地域の人口展望
私は地域の人口問題に強い関心を持っている。人口はそれぞれの地域の将来像を左右する。それだけに、多くの自治体は、人口がどうなるかについて真剣に考えており、「人口を…
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高齢化から少子化へ
今回は思い出話である。現在では、「人口問題」と言うと、多くの人が思い浮かべるのは「少子化」や「人口減少」だろう。しかし、かつてはそうではなく、真っ先に思い浮かべ…
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-フューチャーデザインの経済政策への応用-
前回も紹介したように、当地域構想研究所が実施している地域戦略人材塾の人気メニューの一つがフューチャーデザインである。これは、政策課題を考えるグループに仮想将来人…
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フューチャー・デザインについて考える
地域構想研究所で私が主催している「地域戦略人材塾」は3年目になるのだが、受講者から特に大きな関心を集めているメニューが二つある。一つは、前回紹介したナッジであり…
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ソーシャル・キャピタルと融合した地域金融の可能性
1.地方創生と地域金融 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、2020年度の我が国の実質GDPは▲4.6%と大幅に下落し、金額で約30兆円の経済損失となった。…
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急速に普及するナッジ
地域構想研究所では、2021年度以降、「地域戦略人材塾」を通じて地域創成を支える人材の育成に取り組んでおり、私がその塾長を務めている。その際力を入れているのが、…
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新型コロナ後の人口変化について
公益財団法人中曽根康弘世界平和研究所では、筆者が座長となって研究会を組織し、3月に「新型コロナウイルス感染症が経済社会に与える影響とその課題 ――人・都市と地域…
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異次元の少子化対策 そのあり方を考える
岸田文雄首相は年頭の記者会見で、「異次元の少子化対策に挑戦」することを挙げ、「6月の骨太方針までに将来的なこども予算倍増に向けた大枠を提示」すると述べた。これを…
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結婚・出産意欲低下の背景について考える
これまでも、新型コロナウイルス感染症によるショック(以下、コロナショック)後の人口動態の変化について考えてきた。出生数の減少、出生率の低下、婚姻件数の減少などが…
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コロナショック後の希望出生率を考える
国立社会保障・人口問題研究所は、2022年(令和4)9月に「第16回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」(2021年)の結果を発表した。この調査は、…