中島 ゆき

現職
大正大学地域構想研究所主任研究員

大正大学地域創生学部 兼任講師

専門領域
社会学、地域経済学、政策学
研究分野
地域マーケティング、郊外都市、シティ・プロモーション、地域データ分析

─最近は「新規開業」研究 ⇒ 「職住近接のまちづくり」がテーマです。

最近の投稿

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Profile

略歴 法政大学修士課程修了(政策学修士)。広告業界に長く在籍し、そのうち約11年編集長職を勤める。その間、多くの企業のプロモーション戦略やマーケティング分析に携わる。現在は、これまでの経験を生かし自治体のマーケティングやプロモーションコンサルタント業に従事。
2010年より法政大学地域研究センター研究員、法政大学兼任講師、2015年より現職。
専門は地域経済学、地域マーケティング。現在は、マーケティング手法の一つとして地域のポジショニング分析を基盤とし、地域資源評価、地域分析などを中心に、自治体のまちづくりコンサルタントとして各地の地域活性化プロジェクトに関わる。
主な活動 ─ICTの活用による生涯学習支援事業(文部科学省)
─人材育成パートナーシップ(経済産業省)
─人材育成「次世代経営革新塾」
─自治体共同研究「シティセールス戦略の検証」
─自治体共同研究「女性の地域開業の可能性」
─自治体職員向け研修「地域データ分析法」「地域マーケティングの手法」「シティ・プロモーションの基礎」など
主な論文 「都市部における地域コミュニティの構造」地域活性学会研究大会論文集 5, 275-278, 2013-07-20
「コミュニティ政策における住民参加の課題」
「シティプロモーションにおける住環境資源指標の考察」地域イノベーション (6)
「コミュニティ形成過程で起きる世代間分断の現状分析と考察」地域イノベーション (7)
「女性の地域開業の現状と可能性」
「情報産業の地域格差と所得との関連性」
最近の研究活動 地方創生の流れの中で、地域がいかに元気になるか?そのキーワードとして、私は以下の2つに注目しています。
①起業・開業
②ICT産業
1つめの起業・開業については、小さくてもいい、特別なオリジナリティがなくてもいい、地域のニーズを捉えたスモールビジネスが地域でたくさん生まれることです。
そして、2つめのICT産業は起業・開業で最もチャンスが多いからです。
ICT産業といってもその業種・職種はさまざまです。地方を訪れ「ICT産業」の話をしますと、とてもハードルの高い産業をイメージされる地元の方々がとても多いのを感じます。
そのため、最近は機会があればICT産業の業種・職種の細分化をお話させていただいています。コンテンツビジネスやWEB活用といった身近なビジネス機会をとらえ、特に若者がスモールでいいのでもっと起業・開業できる環境を増やしていきたい。それが日本の地方創生の底力になると考えています。

※ICT産業=Information and Communication Technology
日本ではIT(Information Technology)の呼び方が主流ですが、「Communication」が入るICTは世界で一般的ですし、仕事や考え方の幅広さが伝わるので私はあえて「ICT」を使っています。

顧問・教授・研究員