大正大学地域構想研究所は、令和元年10月に創立5周年を迎えることとなりました。
これも日頃より本学および当研究所の取り組みにご理解ご支援いただいている皆様のおかげと存じます。改めて御礼申し上げます。
令和元年11月6日(水)、学士会館にて、創立5周年を記念した公開シンポジウムを開催いたしました。
26の連携自治体から33名の方にご出席いただくとともに、その他の自治体関係者、また一般のご来場者も含め、定員150名を大きく超える人数の方々にお越しいただきました。重ねて感謝申し上げます。
地域創生に関わる事例紹介や学術的なアプローチの話にご好評をいただき、またそれと同時に今後の展開へ大変参考にさせていただける貴重なご意見も多数いただいています。
地域構想研究所では、今後もこうした情報提供や情報交換をさせていただけるような機会を、継続して展開させていただく予定です。創立から新たに6年目を迎える地域構想研究所を、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
開催趣旨
我が国には、少子化・高齢化・人口減少・東京一極集中といった様々な課題が山積しています。そのなかで本学は「地域主義」を掲げ、教育・研究の立場で地域創生に貢献することを表明。その証として地域連携(自治体コンソーシアム)、大学間連携、企業団体連携、情報誌「地域人」の発行などを積極的に推進してきました。
また、平成27年に設置した地域創生学部も完成年度を迎え、令和2年3月には「地域創生人財」として斯界に送り出すことになります。
この度、こうした5年間にわたる取り組みについて中間的な総括を行うと同時に、「ソサエティ5.0」に代表されるこれからの超スマート社会を地域がどのように受け止め、創生の糧にしていくのか、というテーマで公開シンポジウムを開催しました。
内容
開会(特別スピーチ)
『地域人』編集長の見た地域構想研究所5年間の歩み
(大正大学客員教授 渡邊 直樹)
第1部 基調講演-地域構想研究所のこれまでの取り組みと未来への提言-
挨拶「地域創生への思い」
特別講演(財務事務次官 岡本 薫明 氏)
基調講演①「地域人材育成の視点から」
基調講演②「経済学の視点から」
第2部 パネルディスカッション
「働き方の視点」
(大正大学地域構想研究所 教授 金子 順一)
「地域政策の視点」
「環境保全と活用の視点」
「AI・スマート時代の視点」
(株式会社スペックホルダー 代表 大野 泰敬 氏)
[ファシリテーター:大正大学地域構想研究所 副所長 柏木 正博]
閉会(挨拶)
大正大学 学長 髙橋 秀裕