12月16日(金)、地域構想研究所では第5回の「地域人.CAFE」を開催しました。
地域人.CAFEでは、研究所の活動テーマに関連する分野で活躍する様々な方をお招きし、リラックスした雰囲気の中で自由な意見交換・情報交換を行うことを目的としています。
第5回の今回は、川口幹子(かわぐちもとこ)さん(一般社団法人MIT(ミット) 専務理事・主任研究員)を講師にお迎えしました。
川口さんは、北海道大学と東北大学で生態学を学び、博士号を取得した後、2011年に島おこし協働隊(「地域づくり協力隊」と同義)の第一期職員として対馬に赴任。対馬の生物多様性を活かした地域づくりが川口さんに与えられた任務でした。そして、島おこし協働隊の任期が終わる2013年3月に、一般社団法人MITを他の協働隊メンバーなどと一緒に設立しています。
MITとは、「みつける」「いかす」「つなぐ」の頭文字で、地域の資源、魅力や誇りを発見し、それを活かして新たな産業を起こし、多くの人にそれを伝え、創発を生み出すことを企業理念として掲げています。
今回、川口さんには『対馬』における自然と文化を基盤とした地域づくりについて、対馬の自然環境から生きものと農業の関係性をはじめ、対馬が抱える課題への取組みなどについてお話しいただきました。
川口さんやMITについては、「地域人」16号にも記事が掲載されていますので、あわせてご覧ください。
≪講義中の川口幹子さん≫