本学地域構想研究所助教の髙瀨顕功先生が分担執筆された『喪失とともに生きる-対話する死生学』がポラーノ出版より発売されました。髙瀨先生は、宗教の社会参加・社会貢献活動をテーマに研究を行うかたわら、生活困窮者支援団体の代表として社会活動にも取り組んでいます。
本書では、僧侶によるホームレス支援活動の特徴を描いた「『ホーム』を失って生きる」(第5章)を執筆され、孤立化、無縁化した都市空間で〈つながりの回復〉を目指す社会活動の在り方を提示しています。「ホームレス」という特殊な事例にとどまらず、地域社会の再生という視点でも示唆に富む内容です。
書籍情報
書名:『喪失とともに生きる-対話する死生学』
単行本: 310ページ
出版社: ポラーノ出版; 1版 (2016/4/27)
言語: 日本語
ISBN-10: 4908765006
ISBN-13: 978-4908765001