6月30日(木)、地域構想研究所では第一回の「地域人.CAFE」を開催しました。
地域構想研究所は、本年4月より新たな施設(大正大学15号館)に移転し、さらにその活動をパワーアップしております。その取り組みの一環として、研究会「地域人.CAFE」(ちいきじんどっとかふぇ)を開催することとなりました。地域人.CAFEでは、研究所の活動テーマに関連する分野で活躍する様々な方をお招きし、夕方のひととき、リラックスした雰囲気の中で自由な意見交換・情報交換を行うことを目的としています。
第一回の今回は、(株)イトーキの小島勇様を講師にお迎えしました。イトーキでは、山梨の山間地域と品川区戸越銀座商店街などと連携し、伐期を迎えた針葉樹を活用し、商店街で使うベンチなどを商店街の関係者と一緒になって作り、山間地域と都心の商店街の双方の活性化に役立てるなどの取り組みを実施しています。
≪研究所の古田尚也研究員より、会のご説明と講師のご紹介≫
≪講義中の(株)イトーキの小島様≫
今回は、企業と地域の連携による地域材利用と水源林保全の取り組みをテーマとして、「やまなし水源地ブランド推進協議会」を取り上げ、講義をしていただきました。講義の後は、活発な意見交換が行われました。
次回の地域人.CAFEは、7月7日(木)、元WWF しらほサンゴ村センター長・筑紫女学園大学現代社会学部准教授・大正大学地域構想研究所客員研究員の上村真仁先生にお越しいただく予定です。