第2回「寺院における新型コロナウイルスによる影響とその対応に関する調査」 結果報告

このたびは弊センターによる第2回「寺院における新型コロナウイルスによる影響とその対応に関する調査」にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。いただきました回答の集計結果をご報告いたします。
以下のリンクをクリックしていただきますと、報告PDFをご覧いただけます。
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今回の調査は、新型コロナウイルス感染拡大から1年近くが経ちましたので、この1年間でお盆や定例法要をどのように実施したのかを把握するために質問項目を増やしています。檀信徒からの相談内容、寺院関係者の不安などは、前回調査での自由記述をもとに選択肢を作成しました。
本報告では、回答を単純集計した結果のほか、自由記述に関しては、弊センターにおいてある程度、分類をいたしましたが、幅広い回答をいただきましたので、不十分な分類となっておりますこと、ご了承ください。問21,22など自由記述項目の回答は、出来る限り、掲載させていただきました。感染拡大により僧侶同士の交流も限られている中、意見交換の場としてもご覧いただければと思います。

今後、地域別の比較や前回と今回の両方を回答された217件分の回答比較などを行い、ご報告させていただきます。報告については、月刊『地域寺院』や当ホームページ、オンライン報告会などを予定しております。

本年中に第3回の調査を実施したいと考えております(時期未定)。もちろん回答は任意となりますが、その際はご協力いただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

なお、本研究はJSPS科研費 JP20K20336の助成を受けたものです。

大正大学地域構想研究所・BSR推進センター 小川有閑・髙瀨顕功

2021.02.05