【地域構想研究所だより】2月の動き

2月15日 「あさ市」にて学生が福井県越前市をPR

あさ市学生プロジェクトは2月開催の「あさ市」において、連携自治体である越前市のPRイベントを実施。プロジェクトメンバーである地域創生学部の学生が中心となり、名産品の越前和紙を用いたワークショップや物産の販売、また越前市出身の絵本作家かこさとし氏の絵本コーナーの設置などを展開した。福井県越前市は今年度、地域創生学部の実習地となっており、今回の企画は実習で訪れた学生の発案から生まれている。

当日の「あさ市」では「静岡いちごフェア」を開催。連携自治体の静岡県藤枝市から取り寄せた、静岡ブランドのいちご「きらぴ香」が販売され、全120パックが完売した。

2月20日 岐阜県飛騨市と包括連携協定を締結

地域創生に資する人材育成を軸とした包括連携協定が、大正大学と岐阜県飛騨市との間で締結された。

飛騨市学園構想においてプロジェクトアドバイザーとして参画している、地域構想研究所の浦崎太郎教授が中心となり、飛騨市内の高等学校や地域活性化に資するプロジェクトとの連携、またインターンシップ等の人材還流事業を通して、人材育成を主軸とした包括的な連携を進める。それぞれの資源や機能等を活用して幅広い分野で協力し、相互の発展および持続力ある地域社会の発展をより一層目指していく。

2月28日 令和元年度「あなん未来会議」を開催

徳島県阿南市役所にて、令和元年度「あなん未来会議」が開催された。

「あなん未来会議」とは、阿南市との連携協定に基づく研究事業の一つとして始まった、阿南市の未来を考える会議。2015年から始まって6回目の開催となる今回は、阿南市の持続可能な未来を見据えたアイデアやヒントについて意見交換を行った。地域構想研究所阿南市局が事務局を務め、幅広い専門分野を持つ委員によって、中長期的な視点から阿南市の創生戦略が探られた。本年度11月にも行われた「高校生ミライ会議」は、当会議から実現された成果の一つである。

2020.03.12