自然環境・都市計画
-
登山道の「道直し」から新しい人と自然の関係を考える
本格的な夏山シーズンが到来しました。先日は北アルプスの最奥部にある三俣山荘と環境省の共催による登山道補修の人材養成研修にオブザーバーとして道直しの見学、体験の機…
-
東京・小金井市長の「総合的判断」撤回問題を考える
63年前に都市計画決定された道路について、市長が建設を認める「総合的判断」を市議会に示し、その後自ら撤回―。2025年2月から東京・小金井市を揺るがしている騒ぎ…
-
自治体防災の課題~災害時トイレ&個別避難計画~
2024年度の自治体防災・減災ワークショップは、能登半島地震でもクローズアップされた「災害時のトイレ問題」、国が求める作成期限が迫りつつある避難行動要支援者の「…
-
防災庁設置構想から自治体の防災行政のあり方を考える
石破茂首相が力を入れている防災庁設置構想に向けた作業が本格化した。去る1月30日には「防災庁設置準備アドバイザー会議」の第1回会合が開かれた。 その会合が開か…
-
学生たちと取り組むツシマヤマネコの保護活動
著者 大正大学地域創生学部 公共政策学科 教授 本田 裕子 日本には野生のネコいわゆる「ヤマネコ」が2種類生息している。長崎県対馬市にのみ生息する…
-
備えていますか?災害時のトイレ
著者 大正大学地域創生学部 教授 岡山 朋子 はじめに 私は、廃棄物管理、ごみの3Rを専門としている研究者である。廃棄物・ごみとは、極限すれば我…
-
都市で進めるグリーンインフラとNbS
近頃「グリーンインフラ」という言葉を目にする機会が増えてきた。この言葉が初めて政府の政策に登場したのは2015年であったが、2023年には国土交通省から「グリー…
-
地震で命を落とさないためには、まず家屋の耐震化を!
本年1月1日に能登半島でM7.6という大きな地震が発生し、大きな被害が生じた。この地震による直接的な影響によって亡くなられた、いわゆる直接死の数は230人に達す…
-
いま再び湿原の保全運動に火がついた
日本最大のラムサール条約登録湿地・釧路湿原は、44年前の登録、37年前の国立公園指定とも、地元市民の運動が機運を作った。それを再現するかのように、いま「湿原の保…
-
新たな南海トラフ地震の情報にどう対応すればよいのか?
2024年8月8日宮崎県の沿岸でM7.1の地震が発生し、これをきっかけとして「南海トラフ地震臨時地震情報(巨大地震注意)」が気象庁より発表された。これを見た方は…