第1回「寺院における新型コロナウイルスによる影響とその対応に関する調査」 結果報告

このたびは弊センターによる「寺院における新型コロナウイルスによる影響とその対応に関する調査」にご協力いただきまして、誠にありがとうございました。
いただきました回答の集計結果をご報告いたします。
(過日公開いたしました第一報も含めた内容となっております。)
以下のリンクをクリックしていただきますと、報告PDFをご覧いただけます。
→報告書はこちら

本報告では、回答を単純集計した結果のほか、自由記述に関しては、弊センターにおいて分類をいたしました。
ウイルス対策、法要等の対応、不安・課題、メッセージ、ご意見などは、各寺院の参考に資するため、また、集約・可視化のために、できる限り多くの回答を掲載したいと考えておりました。
しかし、私たちの予想を超える多くの回答をいただきましたため、全てを掲載することができません。
ご了承いただければと存じます。
回答からは、多くのご寺院が、檀信徒の感染対策、感染予防のための法務・行事の変更に苦慮されている現実、同時に檀信徒も葬儀・法要への参加に悩まれていることが察せられます。
一方、人々の心が大きく揺らぐなかで、あらためて寺院の存在意義を見出される前向きなご意見や人々に仏教に基づくメッセージを発せられている事例を数多くいただき、仏教・寺院の持つ大きな力を感じられるのではと思います。

今後、回答いただいた皆さまを対象に、経過について改めて調査をさせ
ていただければと考えております(時期未定)。
もちろん回答は任意となりますが、その際はご協力いただければ幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

なお、ご回答いただいた方にはメールにて結果についてのお知らせをするとお伝えしておりましたが、一部メールが届かない方(特に携帯電話のキャリアメールの方)がいらっしゃいました。
調査時に「@mail.tais.ac.jp」のドメイン解除のお願いをするべきところ、大変失礼いたしました。
お詫び申し上げます。

大正大学地域構想研究所・BSR推進センター 小川有閑・髙瀨顕功

2020.06.19