「社会的活動におけるダイバーシティと持続性に関する調査-活動の中心メンバーの性別や年齢が偏っている場合、活動の持続性に懸念を抱いている人が多い-」を公開しました。

要旨

大正大学地域構想研究所は、社会的活動(注)における中心メンバーのダイバーシティの状況と活動の持続性の関係を把握するため、インターネット調査を実施しました。その結果、社会的活動の中心となっているメンバーの性別や年齢が偏っている場合、その活動の持続性に懸念を抱いている人が多いこと、社会的活動の中心メンバーに外国人がいる場合の方が、活動の持続性に安心感が持っている人が多いこと等が明らかになりました。社会的活動におけるダイバーシティを高めることが、その持続性の向上につながり、ひいては地域における支え合いの強化や地域の活性化をもたらすと考えます。

大正大学地域構想研究所では、地域と連携し、地域におけるソーシャル・ネットワークの活性化や地方移住促進に関する取り組みや研究を進め、地域の活力の向上や持続可能な地域社会の構築に貢献できるよう努力しています。
→調査の詳細はPDFファイルをご参照ください。

 

調査概要

・調査目的:社会的活動における中心メンバーのダイバーシティの状況と活動の持続性の関係を把握すること

・調査対象:「自治会、町内会などの地縁的活動」、「ボランティア・NPO・市民活動」のいずれか、或いは両方に参加している、全国に住んでいる20代以上

・回収サンプル数:1046人(男性526人、女性526人)

・調査時期:2024年12月

・調査方法:インターネット調査(NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション(株)委託)

 

本調査についての照会先

大正大学地域構想研究所支え手プロジェクト事務局
塚﨑裕子・山本恭久
(電話) 03(5944)5482
(ファックス) 03(5394)3055

 

2025.03.05