〔DMOの基礎②〕観光地がマネジメントすべきこと

競争力ある旅行目的地モデル

図1は、リッチーとクラウチという研究者が掲げた「競争力ある旅行目的地モデル」です。
このモデルでは、選ばれる観光地であり続けるための競争優位性や持続可能性の維持に向けて、9つの領域のマネジメントが必要であることを示しています。

この中の1つが組織化です。組織化には、観光推進を担うDMOのような組織の立ち上げだけでなく、競争優位性の源泉となる地域固有の資源を核としたマーケティング活動や商品サービスを提供していくための協働のネットワークづくりも含まれます。
それ以外のマネジメント領域には、マーケティング活動、サービスや経験の質、資源管理、情報・調査、人材開発、財政・投資、危機管理、来訪者管理などがあげられていて、欧米のDMOの戦略をみると、強弱はありますが、これらのことを網羅しています。

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次回第3回は「日本における観光DMOの歴史」についてお話します。

2018.04.26