年頭のご挨拶

明けましておめでとうございます。
旧年中は大勢の方々に大変お世話になりました。関係各位には厚く御礼申し上げますと共に、本年も何卒宜しくお願い申し上げます。

地域構想研究所も、2014年(平成26)10月に発足してから4年が経過しました。この間、大正大学は2016年4月には待望の地域創生学部を設置、本学は地域振興に関する教育・研究の2つの機関を持ったことで、いささかなりとも社会から注目、評価をいただく存在となることができました。

さらに、2020年には人間学部を改め、社会共生学部を設置すべくこの3月には届け出による認可を申請いたす予定です。この学部は、公共政策学科と社会福祉学科の2学科から構成され、入学定員は190名を予定しています。

地域創生学部は経済学を基礎とし、「地域に新しい(経済的)価値を創造する」ことを目的とした教育を行う一方、社会共生学部は「地域の課題の発見と解決」を目指す教育を展開します。いずれも地域を対象とする教育・研究活動であることから、地域構想研究所もこれから深く関与していくこととなります。

併せて、3月には大正大学大学院地域構想研究科(通信教育課程)の設置認可等を文部科学省に申請いたします。この大学院は地域創生学部を基礎としたものですが、社会共生学部の教育・研究の範囲を併せもつもので、地方公務員等のリカレント教育においてもその役割を十分に果たせるものであると考えています。

いずれも計画段階ですが、万難を排して取り組んでいく所存です。
大正大学の機能強化の最重要項目は地域人材の育成にあり、今後「地域主義」の大学として社会的責任を果たしていくことを大学の新たな使命としてまいります。
今後はこれらの情報も、このメルマガを通して開示してまいります。
関係各位におかれましては、ご教示、ご鞭撻をいただきますようお願い申し上げます。

地域構想研究所 副所長 柏木正博

2019.01.04