科学技術振興機構(JST)の戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)平成28年度新規プロジェクトのひとつに、分担研究機関として加わりました

先ごろ国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の社会技術研究開発センター(RISTEX)が推進している戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発:「安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築」研究開発領域)において、平成28年度新規プロジェクトが発表されました。

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このなかで採択された「都市における援助希求の多様性に対応する公私連携ケアモデルの研究開発」(研究代表:島薗進・上智大学グリーフケア研究所所長)において、本学地域構想研究所は金子順一教授を機関代表者として、このプロジェクトに分担研究機関として加わることになりました。

本研究開発では、住民の孤立化が進む都市型コミュニティにおいて、市民の安全な暮らしをつくるために、「公」「私」双方の機能強化の方策を示すとともに、相互の連携の拡充を促す総合的な対応めざします。このうち大正大学グループは、宗教社会学、地域社会福祉学の知見を活かし、「私」空間の支援集団を対象として地域の潜在的社会資源の発掘を行い、宗教施設(寺院、神社)などを場とした「集い型」のみまもりモデルの開発を担当します。

地域構想研究所では今後もこうした研究活動を推進していきます。今後のお知らせにぜひご注目下さい。

2016.11.11